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null  酒を飲んでたときに、あとで記憶がないということは恐ろしいことだ。  そういう経験のしはじめのころは、もう気になって気になって、その時間自分がいったい何をしていたのか、裏づけをとるのに一所懸命だった。その夜に行った店、一緒にいた人などに「ねえ、あたし何してた? 何か言ってた?」と聞きまわった。そして、こういうことしてた、ああいうこと言ってたと聞いては、落ち込んでいた。  しかし、最近は違う。「あれえ、覚えてないぞ」と思っても「まあ、そんなもんだ」と気にしなくなってしまった。たとえ人から「こんなことしてたぞ」と言われても、「えっ、それは大変」のすぐあとから、「まあ、そんなことくらい、するかも」が追いかけて来る。  したこと言ったことが、何日も何日もあとになってから判明したりもする。最初は、これって老化現象のようなものかなと気にしたが、どことなく愉快でもあり、だんだん面白くなってきちゃったよっと。もちろん、わざとやっているわけじゃないんだけど、これは、最近の飲み友だちの人柄にもよるみたいなんだわ。みんなぱかぱか飲んで楽しんで、大騒ぎするやつばっか。漫画家のくせに、歌を歌って跳びはねて、水割り用の水浴びてたり、いつもブルースハープ(ブルース用のハモニカね)持ってて突然吹きだしたり、どこでもすぐ寝こけて体じゅう落書きされてたり、それがその人たちの日常だってんだから、漫画家の生活も変わったものよ。なーんて、私も人のこと言えないことをいろいろやっているらしいし、全くしょうがないね。  でも、自分のみっともなさを早く自覚するのも、社会人のワザのひとつかもしれない。いつだか近所の焼き肉屋で、どうみてもべろべろに酔っぱらっている女の子が「あたし、どんなに飲んでも酔わないの」って言い張ってたけど、ああいうののほうがはるかにまずい気がするよね。  衝撃のきっかけ  最近、ちょっと不思議だなと思うことがあるんだけど、「子どものころだれだれの作品に触れて、漫画家になろうと決めた」り、「思春期のころなんとかいうバンドを聞いて、雷に打たれたような気持ちになり音楽の道に入った」などの話って、けっこう多いもんなの?  自分にそういうのがなかったし、まわりにもいなかったんで今まで考えてもみなかったんだけど、世の中には案外あるもんなのかしら。  インタビューなどで訪ねて来る人がよく使う言葉のひとつに「きっかけ」というのがある。今はもう慣れてしまったが、この言葉がとても苦手だった。 「その人、その事があったからその後ざざざーっとそういうことが起こってきたわけなんざんす」というような、派手なものを期待されてるようだったからだ。もちろんそんなものを期待しているのは、自分で話を面白くまとめようという努力をしない、相手が「そのまんま使える」ものを差し出してくれると思ってる怠け者のインタビュアーだけなんだけど、まあ、いるんだ、そういう人も。で、そういう人はもちろん自分を怠け者とは知らないので、私が「使える話」をしないと機嫌が悪くなっちゃうのよね。怠け者のくせに、自分のこと「忙しい人」だと思ってるからさ。  でも、そういう人たちともたくさん会わないと、その中にたまに隠れてる、出会えてうれしい人に会える確率が下がってきちゃう。だから会う。そのうち、そういう人たちとの話し方もだんだんわかってきた。そう考えてみれば、「私はなになにに出会って衝撃を受け、こうなりました」ということとかにしとくと、とっても便利かもしれない。うーむ、なるほどね。  バンドでは「きっかけ」と言うとき「ドラムのこのフレーズきっかけにしてエンディングね」というようなつかい方をする。そっちの「きっかけ」の意味はとってもよく把握してる私なんだけどねー。